NYYのペイロールは3億ドルへ増やすべきである 続・ヤンキース帝国の黄昏 

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11 /15 2015
10年前の2005シーズンイン直後のペイロールと2015のペイロールを掲載しました。経年でよく調べるとNYYがこの10年でほぼ年俸総額が増えていないことが明らかとなりました。過去10年を見ても2億ドル前後でずっと横ばいです。一方、1億ドルを超えるチームは2005年ではわずかに2チームであったのが2015年では20チームへと大幅に増加しています。おまけに2015シーズン終了時には3億ドルを突破したLADのようなチームが現れてきました。MLBは今インフレの強力なトレンドの最中にあります。
Team 2005 Payroll


New York Yankees $205,938,439
Boston Red Sox $121,311,945
New York Mets $104,770,139
Philadelphia Phillies $95,337,908
Los Angeles Angels $95,017,822
St. Louis Cardinals $93,319,842
San Francisco Giants $89,487,842
Chicago Cubs $87,210,933
Seattle Mariners $85,883,333
Atlanta Braves $85,148,582
Los Angeles Dodgers $81,029,500
Houston Astros $76,779,022
Chicago White Sox $75,228,000
Baltimore Orioles $74,570,539
Detroit Tigers $68,998,183
Arizona Diamondbacks $63,015,834
San Diego Padres $62,888,192
Florida Marlins $60,375,961
Cincinnati Reds $59,658,275
Minnesota Twins $56,615,000
Oakland Athletics $55,869,262
Texas Rangers $55,307,258
Washington Nationals $48,581,500
Colorado Rockies $47,789,000
Toronto Blue Jays $45,336,500
Cleveland Indians $41,830,400
Milwaukee Brewers $40,234,833
Pittsburgh Pirates $38,138,000
Kansas City Royals $36,881,000
Tampa Bay Devil Rays $29,893,567



Team 2015 Payroll
1. Los Angeles Dodgers $272,789,040
2. New York Yankees $219,282,196
3. Boston Red Sox $187,407,202
4. Detroit Tigers $173,813,750
5. San Francisco Giants $172,672,111
6. Washington Nationals $164,920,505
7. Los Angeles Angels $150,933,083
8. Texas Rangers $142,140,873
9. Philadelphia Phillies $135,827,500
10. Toronto Blue Jays $122,506,600
11. St. Louis Cardinals $120,869,458
12. Seattle Mariners $119,798,060
13. Chicago Cubs $119,006,885
14. Cincinnati Reds $117,197,072
15. Chicago White Sox $115,238,678
16. Kansas City Royals $113,618,650
17. Baltimore Orioles $110,146,097
18. Minnesota Twins $108,945,000
19. Milwaukee Brewers $105,002,536
20. Colorado Rockies $102,006,130
21. New York Mets $101,409,244
22. San Diego Padres $100,675,896
23. Atlanta Braves $97,578,565
24. Arizona Diamondbacks $91,518,833
25. Pittsburgh Pirates $88,278,500
26. Cleveland Indians $86,091,175
27. Oakland A’s $86,086,667
28. Tampa Bay Rays $76,061,707
29. Houston Astros $70,910,100
30. Miami Marlins $68,479,000


ジョージが君臨していた2005はNYYのペイロールにおける傑出度は頭抜けており<絶対強者>という表現がふさわしく、2015のハルの体制になるともはや<相対強者>へと転落していることがよくわかる数字となっているのではないでしょうか。同じ2億ドルでもインフレが進行している以上、その価値は大きく後退しています。真の戦略家であるならばNYY最大の武器である資本力を駆使しその本領を発揮されることが、他のチームにとって何よりの脅威であることを理解するはずです。しかし本質が大胆不敵な戦略家ではなくコスト管理が得意な慎重派ハルにとっては、他のチームにとってNYYがどういう動きをするのが最も嫌なのかがわからない。他からすればハルNYY組みやすしと言ったところでしょう。
経営環境がここまでインフレによって大きく変わり他のチームのペイロールは倍増しているにもかかわらず、NYYのペイロールだけほぼ横ばいであることの意味ですね。ちなみにヤンキースの2005年間収入2億7,700万ドルでしたが、現在5億ドル超です。収入が大きく増えているがペイロールは横ばいというチームはNYYの他にほぼ皆無と言っていいでしょう。


ハルがほんとうの意味でチャンピオンリングの獲得へフォーカスしているなら、他のあらゆるチームが動きを入れてきた中でNYYのように7・8月において補強の動きを入れないこともないはずです。私がここ5年ハルの動きに一貫して感じることは何よりもコストに対する厳重管理を徹底し、帳簿の黒字を増やすことへその目はロックオンされているということです。


結論としては収入から見てもNYYのペイロールはまず3億ドルに増資し、最大の武器である資本力を生かしフリーエージェントの恩恵を最大限享受すべきです。4億ドルの収入しかないLADすらペイロール3億ドルをクリアしているわけです。決して無理難題ということでもありません。超ビックマーケットのNYYがスモールマーケットであるKCの優秀なところを謙虚にいろいろ学ぶことはいいです。しかし取るべき戦略まで模倣してはなりません。強者が弱者の戦略を採用してどうするという話です。NYYは強者の戦略を取るべきです



大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

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「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。