NYMの反撃 ベースボールはメンタルのスポーツでもあり、応援に力はある

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10 /31 2015

ひとつ問題です。下記の4つを上位から順番に並べるとどうなるでしょうか?もしこの問題に間髪入れずに正答できる方は、なかなかの洞察力の持ち主です。

DHあり ALリーグ全体のOPS
DHなし NLリーグ全体のOPS
30チームの全体homeでのOPS
30チームの全体awayでのOPS

DHの有無がOPSに与える影響は当然無視できるものではないわけですが、そのDHの有無が与える影響に比べて、30チームのhomeとawayではそれぞれどのような数値になっているのか、ホームで戦う地の利の影響の大きさを比較しようとした試みです。結果2015は下記のようになっている。

30チーム全体homeの OPS739
DHあり ALリーグ全体の OPS730
DHなし NLリーグ全体の OPS713
30チーム全体awayの OPS704

これは過去10年調べた限り、この順位に変化はありません。つまりDHの有無よりも応援の力による戦力への影響が高い可能性があることを示唆しています。クエトも「ファンの応援が俺の力になる」と言うように、それは決してクエトだけの話でもなく、スポーツ心理学の実験でもフラットな状態と応援された状態では 選手のパワーの引き出され方に如実な変化が起きることが科学でもわかっています。もちろんこれは打者のOPSではなく、クエトの例からもわかるように投手のK/BBやERA FIP等でも当然同等のことが言えます。よってベースボールにおいてhomeとawayの勝率を比較すると基本どのチームもhomeの方が勝率は高くなります。(一年単位ではサンプルが限られているため毎年一部の例外はあります。)ある行動経済学者も言うように、審判が地元有利にふるまうとするホームタウンディシジョンの影響も間違いなくありますが、それだけでは数字を整合させようとした時、到底私は説明できないと考えています。
あるセイバーメトリシャンはサッカーのPKを題材に、いかに選手のメンタルがパフォーマンスに影響を与えているのかを立証している。まさにベースボールもまたメンタルのスポーツであり、応援は選手の力になることが今日の試合で明らかになったのではないだろうか。

ただし競技によっては声を出す応援は集中力を著しく阻害するノイズとなり、テニスやゴルフの場合がプレイ中は会場が静まりかえっています。競技の特性よっても応援スタイルは変わります。声を張り上げることだけが応援でもない。見守るというスタイルもある。ここに単純ではないスポーツの奥深さというものがある。いずれにしてもサッカーやベースボールなどはファンの声援が10番目の選手の働きをすると言っても過言はありません。(DHがあれば11番目、サッカーでは12番目の選手ということですね)NYMは地の利を生かして奇跡を起こせるのか。明日がきわめて重要な戦いとなりそうです。
結論 ベースボールはメンタルのスポーツでもあり、応援に力はある。


大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。