HOUの勝利を確信した瞬間 待ち受けていたもの

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10 /13 2015
7回裏コレア・ラスムスの連続HRによってミニッツ・メイドパークの盛り上がりは最高潮であった。場内のHOUファンであれば誰もが勝利をほぼ確信した次の瞬間、その手からするりとALCS出場権がすべり落ちた。

勝ち上がってくるチームには必ずチームを勝ちに導いている好調の選手が何人か確実にいるということであり、例えばそれがHOUにおいてはカイケルであったり、キャリアにおいてピークを迎えているラスムスであったりするわけですが、一方ブランクが空いているチームにはそうした勢いづいている選手がどこにいるか手探りの状態からスタートすることになります。

参考記事「なぜワイルドカードから勝ち上がるチームは強いのか?」

プレーオフは例えるなら短距離の100m競争であり、ブランクの空いているチームよりも、勝ち上がってくるチームはエンジンがかかった状態でスタートについており、飛び出す勢いが必然的に違うことがあります。短期決戦においてチームの<勢い>というアナログなファクターは、決して侮ることはできない、そう個人的には捉えています。現在の打ちまくっているラスムスのようにゾーンに入ると、もちろんシーズン通して入り続けることはあり得ないが、10試合程度であれば十分に持続することが可能です。一方ペナントはマラソンですから、必ずしも飛び出しの勢いが勝負のキーを握るわけでもありません。 ソフトバンクなどは出だしは決して良くなかった。

率直に言って、今回<勢い>と<ブランク>の方程式に唯一当てはまるワイルドカードから勝ち上がってきたHOUが有利であると私自身考えていましたし、8回表までその通りの展開でした。しかし本日の劇的な試合を見て、野球の持つドラマ性を改めて再認識した次第です。KCファンにとっては堪らない試合だったはずです。

短期決戦では5番打者が重要なキーを握るケースが多いというデータもあるようです。34番が重点的にマークされるために、時には勝負を避けられたり、あるいはチームにおいて単純に攻撃力の高い打者が34番に通常座ることから、ランナーが溜まったところで5番に回る確率が高くなる。5番というとギャティスとモラレスということになりますが、ズバリ主観で一人づつ絞り込めば第五戦、ラスムスとケインに注目して中継を見ていこうと考えています。なぜ、ケインなのか?今書くのは控えておきます。あともう一人づつ挙げるなら、守備においてHOUの継投を司るヒンチ監督と攻撃において機動力を指揮するKCのヨースト監督です。

KCクローザーのデービスも絶対的な球威を持っているわけでもないことは、今日確認できました。HOUの立場からすれば隙ありといったところです。リグリーフィールドは風がフォローであり、ビックボール全開だったようですが、KCの球場は広いためにスピードや守備力が決定的に重要な価値を持ってくる可能性があります。適当であってもキーマンやキーポイントを予め設定しながら観戦するのも悪くはないものです。



大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。