HOUの勢い、2015BABIPは高止まり、インターリーグAL圧勝。

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10 /10 2015
「MLB全体のBABIPついに300に達す ~守備シフトを過大評価してはならない」という記事で、300がピークであり最終的には298~299へBABIPは収束する可能性が高いと予測しました。結果はMLB全体のBABIPは299。守備シフト元年2014につづいてここ5年でBABIPが最高の値を示す結果となりました。以上により、守備シフトはそれなりに有効であるが、決して過大評価をしてはいけないという意見を変更する余地はない。そう結論しました。新しいというイメージによるバイアスで物事を早計に判断してはいけないという最たる例です。本来なら「守備シフトには絶大な効果がある、実際BABIPが2014年以降はっきりと下がっていることからもわかるだろう」 という論理を展開したかったのでしょうが、数字はそうなっていません。

更にインターリーグですが結局2015もALが38個もの貯金を積み上げて終了です。10年以上にもわたって連続AL勝ち越し。圧勝です。1チームあたり平均して2個以上の貯金をたたき出しているということです。未だにリーグ間のレベル差がないと言い張る人が多いのにも驚いているのですが、彼らが何を根拠にしてそう結論づけているのか?正直全く理解できません。これまた印象だけでどうやら結論しているようです。
参考記事「なぜ日米問わずDH制のあるリーグが強いのか?」

「セイバーメトリクスに基づいた守備シフトだから、さぞすごいのだろう」という決めつけや「人材流動性がNPBよりも高いからリーグ間のレベルは変わらない」という思い込み、このようなバイアスを排除して考えるには、可能な限り数を根拠にして、論理的に思考することがある程度大事になってきます。セイバーメトリクスは故に非常に大事なツールでもあります。


最後に、先日書いた記事の続きになります。なぜワイルドカードから勝ち上がったチームが強いのか?でも触れた、短期決戦における<ブランク>と<勢い>というファクターからすれば、唯一その条件にかっちり当てはまる対決がひとつだけあります。早々と地区優勝を決め、SEA戦でも気の抜けたプレーを連発させていたKCとワイルドカードに決定したHOUの対決になります。もちろん、化学反応のようなかっちりしたものではないので絶対ということはありませんが、HOU有利ではないかと私は考えています。(この原稿は本日スプリンガーが外角のスライダーを見逃した初回の打席時に書いています)実際にHOU旋風が吹くのかどうか楽しみです。それから、STLはモリーナの復帰は非常に大きい。モリーナがいるSTLといないSTL、全く別物です。CHCの勢いはもちろんあるでしょうが、ここは激戦の中地区であったために、STLは最後までペナントを息を緩めることなく戦いました。よって短期決戦における<STLのブランクの長さ>という条件が当てはまりません。まさに野球とは筋書きのないドラマという展開になるのかもしれません。ただ率直に言うと、勢いだけでCHCがモリーナを擁するSTLも押し切ってしまう可能性を少なからず感じています。ずばりキーマンはモリーナとCHCの12番としておきます。



大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。