セイバーメトリクスと野村IDとジャンケン必勝法について

セイバーメトリクス
04 /29 2019

通常ジャンケンに必勝法を発見しない限り、勝率は500へと収束する。よって大多数の人の勝率もまた500へと収束する。ところがメンタリストdaigoは言う。僕には勝率を限りなく100%にできる魔法の言葉がある、それは「最初はグー」と前振りの言葉をかけることだと。

最初はグーと言った時、相手が振りかぶったこぶしの握り具合を注意深く眺める。出す直前もしわずかでも握りこぶしの指が緩めば、その人は確実にパーかチョキを出す。その時、daigoはチョキを出せば絶対に負けない。最悪でもチョキであいこになる。

一方、指が全く緩まなければ、相手はまず間違いなくグーを出す。よってdaigoはパーを出す。かくしてジャンケン必勝法は確立されたのだ。相手のこぶしの様子を注意深く眺めれば、経験によって誰でもできるようになる。

このdaigo式のジャンケン必勝法を野球に持ち込んで勝率を高めようとしたのが野村IDである。かくしてジャンケンはdaigoにとって運ゲーから魔術へと変質する。

ではセイバーメトリクスのアプローチとはどうか。その人物の厖大な過去のデータより、最初にグーを出す確率20%、チョキを出す確率40%、パーを出す確率40%と割り出すことによって傾向を掴み、戦略を組み立てる。例えばグーでアイコになった時はどういうパターンになるのかなど、データをより詳細に戦力として活用するのである。

例えば男とジャンケンをする時、グーになる確率が上がり子供とジャンケンをする時はパーとなる確率が上がる。などより詳細の傾向を掴むことによって勝率500だったジャンケンも次第に上がってゆくようになる。

結論

ジャンケンを漫然として繰り返しても勝率は500のままである。ジャンケンにデータ革命を持ち込めば勝率がグンと上がり、daigoにかかればそれはイリュージョンになる。

データ革命によって目覚ましい進化を遂げるベースボールではあるが、だからこそレイズの走者を心理戦によって術中にはめたボストンのピックオフプレーやセベリーノの癖を見抜くことによって球種を見極め勝率を引き上げた「野村IDの如き知恵」が大きな戦力になる。

この野村IDの真骨頂は何と言っても、データ化できない視点を貴重な戦力とする点にある。データの中に埋もれた金塊を求めてデータアナリストを何十人も用意することも悪くはない。しかしそうした相手より先んじようとするならば敵が手をつけていないアナログな場所に金塊を見出すべきだろう。

データの中にのみ勝利の道は開かれているわけでもないのである。



大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。