ドジャースの新たなローテ戦略 前田健太のDL入りはフェイクか

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05 /15 2017

クレイトン・カーショー、前田健太、リッチ・ヒル、ブランドン・マッカーシー、柳賢振の5人ではじまったドジャースのローテですが、控えにもDL入りしているやスコット・カズミアやブロック・スチュワート、ジャスティン・マスターソン、フリオ・ウリアス 、アレックス・ウッド等十分にローテをこなせる人材は多数おり、これらを状況に合わせて入れ替わり立ち代わり5人の枠を埋めることによって、スターターのフィジカルをリフレッシュさせる戦略を取っていると専らのうわさです。長いシーズンを乗り切るために満遍なくスターター全体へ適度に休養を入れつつも、けが人やローテの不調の投手が現われても代替がすぐに可能としたシステムを作り上げ、一定のレベルにローテを保つことによってシーズンのPO進出可能な勝利数を確実に確保する。

昨年の史上最多DL入りし、かつ絶対エースカーショウの長期離脱があってもドジャースはシーズンを無事地区優勝で終えることができました。それを教訓として2017年では10日DLという新たな制度を活用した新たなドジャースのローテ戦略。左太もも裏の張りで10日間の故障者リスト(DL)した前田健太も、ほんとうに怪我をしている可能性もなくはないですが、おそらくはフェイクであり、実際のところ先日に完投直前まで投げたフォローとしての長いシーズンを睨んだ休養という要素が強いことが想像されます。

もちろん、前田はDLが明ければ再びローテの一角を担うことになります。ERA5.00台で大丈夫かという声もあります。

前田健太

K 9.15 BB 2.56 HR 1.83 BABIP 285 LOB率 75.6 ERA 5.03 FIP 4.32 xFIP 3.67

ダルビッシュ

K 9.06 BB 3.66 HR 1.22 BABIP 240 LOB率 85.1 ERA 2.96 FIP 3.99 xFIP 3.65

田中将大

K 6.65 BB 2.28 HR 1.25 BABIP 301 LOB率 73.1 ERA 4.36 FIP 4.25 xFIP 4.03

注目してほしいのは、ERA2.00台のダルビッシュとERA5.00台の前田の比較です。両者のxFIPの値がほぼ=という点であり、K/BBを見ても前田の数字は抜群であり、先日のボールの切れも素晴らしいものがありました。セイバー的にはダルビッシュが運に恵まれている一方で前田が不運であることも明らかになっています。もちろん田中を含めた3人ともに、あくまで現状ですがとてもサイヤングのレベルにはありません。もっとも田中が最終的に20勝1敗なら、今の成績でも受賞の可能性は0ではありません。シーズン全体の行く先について考えた時、ERAより重要なのはFIPやxFIPの方であり、LADの首脳陣の前田に対する評価は日本人ファンがERA5.03に目を奪われるほど深刻なものでもありません。

ERA8.00台であった前田のERAも、ふつうに考えれば4.00台前半へ向かって下降していくことになるはずです。

注意)これは現時点で言えることであり、常に未来は可変的であり状況も変化してゆくことは言うまでもありません。

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昨年の前田のERAは0.47の際、xFIPは3.00台半ばでした。


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日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

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写真は古代ギリシャの神殿。