MLB全体のBABIPついに300に達す ~守備シフトを過大評価してはならない

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08 /27 2015


「守備シフトの有効性を過大評価してはならない」という記事で書いたように、BABIP観測の途中報告です。2ヶ月前その時はBABIPは296でした。一ヶ月前のBABIPは298でした。そして「夏場になれば投手がへばって打者の季節に入り、BABIPは一般に上昇する傾向性があります。もちろん絶対の法則ではないので、もう少しBABIPの推移を眺めてゆくことにします。 」と書きましたが、現在の打者BABIPですが過去5年で最高の値、とうとう300に到達しました。尚、2015BABIPはおそらくは298~299に落ち着くと予測はしています。守備シフトは極めて有効であるが、BABIPはここ5年で最高の値を示すなんてことがほんとうにあるのだろうか?

個人的には「守備シフトの有効性を過大評価してはならない」という記事に書いた通りに物事は推移しているとは考えています。私は守備シフトを過大にも過少にも評価はしないという立場です。はっきり言うと、守備シフト元年におけるupされた数々のコラムは一般に煽りすぎであり、守備シフトの過大評価であると結論しています。

ところで先日は解説者の喝の記事をフックとして ほんとうに読んで欲しかったべックの記事 「メジャー通必須の知識 MLB史に聳え立つ巨人ビル・ベックを知っているか」に対して、少なくとも50人には何かが伝わったことが確認できました。リクエストをしたとは言え、記事へ支持くださった方へ心から感謝します。先回はビル・べックに歴史の光をあてましたが、


もしビル・べック以外にMLB史上において尊敬する人物は?


と私が問われたら、FA制度の人身御供となった英雄カート・フラッドを挙げます。映画フィールド・オブ・ドリームスの主人公であったジョー・ジャクソンも、フラッド後に生まれていたなら、八百長に手を染めることもおそらくなかったはずです。もちろんFA制度を導入した一番の立役者はマービン・ミラーですが、カート・フラッドも殿堂入りすべき人物であるという揺るぎない確信が私にはあります。特に客観的に観るとマービン・ミラーをなぜ未だに殿堂入りさせないのか?「why american peple」状態です。マービン・ミラーについては入れないことによって、Hall of Fame の価値が確実に下がるという人物の一人です。


蛭間さんの記事にもありましたが、べースボールの歴史において重要な人物を選ぶbest100で、1位はブラックソックス事件の危機からベースボールを救った救世主であり、べースボールの国民的娯楽としての地位を揺ぎ無いものにしたベーブ・ルースであり、2位はカラーラインを突破したジャッキー・ロビンソン、3位はベースボールのルールを確立した立法者・アレキサンダー・カートライトだったようですが、4位がFA制度を導入する立役者・マービン・ミラーであったようです。


なぜマービン・ミラーが殿堂入りできないのか?


それは殿堂入りを決定するベテランズ委員会のメンバーにおいて、オーナーサイドの人物が一定の投票権を持っており、FA制度を導入させた憎っくき悪魔・マービン・ミラーを断固として拒否し、その歴史的価値を正統に評価しないからです。ベテランズ委員会が如何に恣意的に人物を選考しているのか、マービン・ミラーの件でよくわかります。

今日もつまらない記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。その内時間があれば、少しはまともな記事を書きたいと思います。


大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。