イチロー  後世に残す三つのレガシーとは何か?

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08 /16 2015
ピート・ローズがカッブの4191安打を追い抜いた1985年9月11日、ピート・ローズがラインドライブのシングルヒットをレフト前に放った瞬間、場所がホームのシンシナティということもあり、球場は万雷の拍手で包まれました。そして約10分にわたって試合は中断された。それに比べたらイチローがカッブの記録を破ったその瞬間とはやや温度差があることは否めません。それでもイチローが残したその偉業に対してセントルイスの観客が敬意を払っていることは十分に感じられました。


21年200安打を打ち続けなければ、到達できない遥かなる高みであるだけに、実際にメジャーでプレイしている選手たちの方がよりリアルにイチローの偉大さを感じているはずです。それは他の選手たちのコメントの端々からも感じられる。


ベースボールプレイヤーが後世に残す遺産(レガシー)はおそらく3つあります。


ひとつは<数字>であり、数字こそがそのベースボールプレイヤーが何者であったかを物語る名刺そのものであり、後世に残るものの重要なひとつと言っていいでしょう。イチローのアンタッチャブルな262安打と10年連続200安打はその象徴となるに違いありません。ルースと言えば714。アーロンと言えば755。サイ・ヤングと言えば511。名前と数字が自動的にリンクされる選手はほんとうにごく限られています。



つぎに<印象的なプレー>。ウィリーメイズと言えば、「ザ・キャッチ」であるように、イチローにとっては「レーザービーム」とも称されたOAK戦でのプレイです。今後イチローを振り返る際、何度も繰り返し リプレイされることは間違いありません。


そして最後に<言葉>です。技を極めた者でしか吐くことのできない言葉が後世に語り継がれるはずです。イチローならではのバイアスがかかっている言葉も、たまにはあります。時には非常な回りくどさを感じることがあるものの、やはり独特の深さはイチローの言葉にはあります。


ちなみにピート・ローズという偉大な選手は試合数、打席数、打数などMLB史上1位の記録を数多く保持していますが、ピート・ローズと言えば4256という数字とイコールで括られると言っても過言ではないでしょうし、ピート・ローズを象徴する印象的なプレーと言えば、チャリー・ハッスルとも言われるように、滑空するダイナミックなヘッドスライディングです。


おそらく現実的に考えてMLBでイチローに残された時間はあと一年。


イチローと言えば、これまではメジャー史上年間最多安打記録262、10年連続200安打でした。しかしそれに代わって日米通算安打記録4193安打をどこまで伸ばすことができるのか?少なくとも日本人にとっては、この日米通算安打記録の最終的な数こそが、イチローを最も象徴する数字、名刺代わりとなるはずです。



大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。