なぜカージナルスはアストロズへハッキングをかけたのか

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06 /17 2015
今から一ヶ月前に 「アストロズの強さの秘密 その戦略をセイバーメトリクス分析する 防御編」というセイバー分析記事を書きました。その前段として「野村IDの源流には「カージナル・ウェイ(カージナルス流)」がある」というスモールの歴史の流れについて書きました。今回のハッキング事件を絡んだ2チームについて立て続けに記事を書いたのですが、それは多少なりとも今回の事件とも関連性はあります。

<では、なぜセントルイスはアストロズへハッキングをかけたのでしょうか?>


すでに一ヶ月前に記事にしたように現アストロズのルーノウGMが2011年の直前まで元・カージナルスのGMであり主にセイバーメトリクスのデータ分析を戦略的に活かす改革をスモールな伝統を持つカージナルスにもたらすと共に新人の人材発掘育成について担当し圧倒的な成果を出していました。


いずれアストロズの強さの秘密を探る延長線上の話として、カージナルスの強さについても触れる機会が来るかもしれないとも言いましたが、それがまさかカージナルスによるハッキングという形でアストロズとの関係について触れることになろうとは予想だにしていませんでした。カージナルスは間違いなく、このアストロズのルーノウGMの戦略的な思考力の高さを直に接していただけに知り抜いているはずです。


現在アストロズはセイバーメトリスの世界においてメジャーでも最先端を往くとは巷間言われています。そしてその戦略的な中枢にあるものは未だシークレットな状態にあるはずです。最初の「なぜセントルイスはアストロズへハッキングをかけたのか」という問いに対する答えを書くならば。現在のアストロズがシークレットにして推進させている戦略的な心臓部をハッキングしてまでもカージナルスは知りたかったということになります。


「アストロズの強さの秘密 その戦略をセイバーメトリクス分析する 防御編」及び「アストロズの強さの秘密 その戦略をセイバーメトリクス分析する 攻撃編」においても、決してルーノウGMの力量を侮ることなく、注意深くさまざまな可能性をより大きく広げながら分析をしていったつもりです。

<カージナルスの古き良き伝統や歴史から流れ込む組織力を生かしたスモールベースボールの持つソフトの力>と<アストロズが今推し進めているセイバーメトリクスにおける最先端の知識、統計学の力>を融合すれば、より戦略性の高いチームへとカージナルスが進化発展してゆくことは間違いありません。
歴史を注意深く学んで行くならば、強さを求めてゆくプロの組織である以上、その融合した姿にこそ進化すべき理想的な強いチームのあり方があります。ただそこに至るまでの手段が今回セントルイスは間違っていたということでしょう。10年ほど前から私はセイバーメトリクスについていろいろと正しく学ぶ段階で、よくありがちなスモールベースボールを軽視し侮るということはせずに、むしろセイバーメトリクスを知るほどにスモールベースボールへの研究を重ねてきたという経緯があります。 そこが単なるセイバーかぶれとも大きく違っているところではないかと考えています。「カージナル・ウェイ(カージナルス流)」の話の直後にアストロズのセイバーメトリクス分析について話題にしたのも決して偶然ではありません。

そうした研究スタイルを採用したその背景にある歴史観についても、いずれお話できる機会があれば幸いです。



大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

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「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。