Aロッドの改心

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05 /29 2015
Aロッドの一切の映像など見ていなかったのですが、2年前のあの劣化した姿から帰納的に推測するに2015年のAロッドのスタッツ予想はセイバーメトリクスのプロジェクション通りOPSもリーグ平均を下回る程度になるだろうという見通しを立てていました。完全に高を括っていたわけです。

しかし今年の4月最初に画面を通してAロッドのユニフォームに包まれているその鍛え抜かれたと思われる体つきや足の運びを見て、その一瞬で彼が血のにじむような努力をしてあのヤンキースタジアムのフィールド上に立っているのだということがはっきりと直感されました。


「さらばヤンキース」という本を読む限りトーリは率直でありながら、かなりフェアーな精神の持ち主ですが、そのトーリがクラブハウスでAロッドがどのように振る舞い どのようにチームメイトから評価されてきたのか?そしてなぜAロッドよりもスタッツが劣るジーターが明らかに選手間において格上の存在に見られるのか等々を書かれていました。そうした負の面を語ると共に、Aロッドが類稀な努力家であるという肯定的な内容が書かれており、瞬間的にAロッドのあの立ち姿とリンクしたというわけです。


そんなPED漬けであったAロッドも今後はまず一切PEDを使用しないだろうと結論しています。


一般にはPEDに手を出すかどうかはその選手の国のGDPとそれなりに強い相関関係があることが統計的にもわかっています。一般論としては日本やアメリカのような豊かな国出身よりも数段 ドミニカン等々の中南米の貧しい国々出身の選手がPEDに手を出すケースが多いことがデータとしてもはっきり出ているのですが、ボンズのようにすでに金を持っている選手は自分が史上最強プレイヤーであることを社会に認めさせるために、すなわち名誉のために手を出すこともあります。 ちなみにGDPの高い国出身の選手はPEDではなくハミルトンのように精神的な不安を解消するために同じ薬であっても麻薬に手を出すケースが多いというデータもあります。


いずれにしても、金と名誉のために選手はPEDに手を出すということです。

ところでAロッドはいくら記録を伸ばそうがボーナスもなくなりもらえる年俸に上下はありません。キャリアをNYYで終えることも確定です。さらにははっきり言って、ほぼ殿堂入りという可能性も消えた。(唯一わずかな可能性が残されているとしたら、ほんとうのことをすべて洗いざらい打ち明けるとともに心からの謝罪を述べる以外にない。)


つまり、AロッドがPEDを使用しようがしまいが、<金と名誉>を得るという目的に対して更に上積みするチャンスはほぼナッシングである一方今度PED使用がばれたら3度目扱いということで、永久追放です。 チャンスについては上昇する見込みゼロであり、リスクは永久追放であり無限大。こうしたリスクとチャンスを天秤にかけた時、ふつうのリスクに対する感覚の持ち主であればまずやらないという結論が導き出されてきます。


よってAロッドが今後はPEDへ手を出すこともないだろうというのが個人的な見解です。そこだけは信じようと思います。


大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。