2018年 ハーパーをターゲットにヤンキースは動く!

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12 /20 2015


オプトアウトも含めて2018年になると下記のような層々たる超A級のメンバーがFA市場に溢れだすことになると今から一週間前に向こうでも記事になりましたた。WAR5.0を超える選手がずらっと並んでいます。選手協会とMLB機構の新しい労使協定(CBA=Collective Bargaining Agreement)を2016年12月2日から新たに締結することとになり、贅沢税のラインも現行の189Mからおそらく210Mレベルまで引き上げられるのではないかと個人的には予測しています。ハル・スタインブレナーも2018年のシーズン終了時一度贅沢税ラインを下回るようにリセットしサバシア・Arod・タシェアラが抜けた分をハーパーへという算段であることはMLBに関心のある者なら誰でもすぐ気づくに違いありません。それまではNYYもドラフト重視で安いサラリーで有力なプロスペクトを蓄えつつ、2019年以降一気にスパートするという典型的な弱者の戦略をハルは描いていることは想像に難くありません。

ハル・スタインブレナーであれば如何にも考えそうなことであり、先回りしてこの記事を書いています。

●Infielders
Manny Machado
Josh Donaldson
Dee Gordon
Jose Iglesias

●Outfielders
Heyward *
Bryce Harper
Andrew McCutchen
A.J. Pollock
Michael Brantley
Adam Jones

●Starting pitchers
Price *
Clayton Kershaw *
Jose Fernandez
Matt Harvey
Dallas Keuchel
Shelby Miller
Garrett Richards
Jose Quintana

●Closers
Craig Kimbrel
Trevor Rosenthal
Andrew Miller

しかしそうした戦略を描いているのはNYYだけではない。例えば2018年にターゲットを絞っているチームにかつての金満で名を馳せたPHIがいる。現在ハワードの契約も含めて不良債権が完全にリセットされるためにかなりの強気で攻めてくる可能性がある。LADも足元を掬われてグリンキーをスモールマーケットのARIがさらっていったように、他のチームも虎視眈々と満を持して銭闘に挑んでくるに違いありません。ただ結論としてハル・スタインブレナーの性格を考えれば26歳で市場に出るハーパーに対しては、10年契約ということであれば贅沢税ラインを切った勢いも合わせて他の追従を許さない歴史的な金額を突っ込んでくる可能性が極めて高いことが考えられます。しかしスタントン式の14年契約を持ち出し総額でケリをつけるところが出ないとも限りない。こうした想定外にはハルはおそらく負けることになる。なぜなら勝負度胸に欠けるからです。いずれにしてもハルは単なるケチなどではなく、ただ明らかに不良化すると思われるムダ金を払いたくないだけである。(ちなみに当ブログでは強者なら戦略上、清濁併せのみ、無駄も許容すべきだと言っている)


現時点では総合的に見てハーパーはNYYに行く可能性がかなり高いのではないだろうか。


マーケットの状況も合わせて日本ハムの大谷もポスティングがいつになるのかも非常に興味深いものがあります。日本で最高の成績を残し、かつMLBの市場にスターターが少ない時期にかち合せた時、いったい何億ドルの契約を結ぶことになるのだろうか。ふつうに考えれば2018年は避けた方がより良い契約を結べる可能性が高くなる。大谷自身、日本ハムへ入団したことが正解であったと現時点では考えているに違いありません。これまでの成り行きを見る限り、入団交渉時に日本ハムが提示した未来予想図以上の展開となっていると見ても良さそうである。

NYYは金満でもあり弱者の戦略を採用しようがこれからももちろん勝つこともある。しかし私が問題視しているのはハルというオーナーになってから<勝利の生産性>は確実に下がってくるであろうその可能性の高さにこそある。なぜなら<金銭に対するコスト感覚>は実に鋭敏であり、ハルの描く戦略においてペイロールというコストは極めて重要な位置を占めていることは明らかであるが、反面、<時間に対するコスト感覚>がハルには決定的に欠如しているからである。

全く今ストーブリーグから気配を消してしまったNYYを見てもわかるように、状況に関わらず自分の決めたことをコツコツと推進してゆくのがハルの本質でもあり最良の資質かもしれない。管理者としては十二分に有能な人物なのではないかとも思う。どうやらハル・スタインブレナー率いるNYYにとっては2019年以降が本当の勝負であり、27歳のハーパーと25歳の大谷の両獲りによって一気に人気実力ともに回復する可能性を秘めてはいるが果たしてNYY最大のキーマンであるハルはどう決断するのだろうか。2018オフの勝負の時期の動きでハルの本質がはっきりする。ここで本当の意味で畳み掛けなければ相当の無能と言ってもいい。


どうしても勝つことが好きで派手好きなジョージならハーパーと大谷の両獲りくらいほっといてもやる。(笑)そういう意味ではファンはとても安心だったに違いない。ジョージなら必ずやってくれるに違いないって。


大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。