セイバーメトリクス講座  アンドゥハーの貢献度について  WAR       

セイバーメトリクス
11 /15 2018


代替可能レベルの選手でチームを構成した場合には162試合のシーズンで勝率.320、52勝が期待出来る。つまり投打共にチームの総合WARがちょうど0.0だった時、そのチームは理論上52勝をする設計になっている。

例えば今年のBALなどは歴史的な大敗北を喫したわけですが、チーム全体の野手WARがわずか2.6であり大谷一個人よりも低い数値となっている。さてヤンキースは今年100勝しているわけですが、すなわちチームの総合WARは50.0前後を記録することが想定される。調べると チームの野手WARが29であり、 チームの投手のWARが26、合計55WAR。

参考までに1WARで1勝なので、代替選手だけで構成されたチームでもWAR0.0でも52勝ということは40WARの戦力のあるチームはシーズンでだいたい92勝できる。つまりPO進出圏内に入るということ。戦略的にはWAR40を超えるような戦力をGMは取りあえずそろえることが一つの仕事であると言ってもいい。

さてジェームズ氏はアンドゥハーのWAR2.2を100勝のうちわずか2勝分しか貢献していないと言っているが、これは誤解を与えかねない。セイバーメトリクス的には100-52=48勝、つまりざっくり言うと50勝分(実際は48勝)の内、2勝を貢献したと捉えるのが正しい。


セイバーメトリクスの出鱈目な記事も至るところにゴロゴロしているので、たまに気が向いたら修正記事を書くことにします。

代替選手とは、3Aの平均レベルの選手のことで、ずらっと3Aだけの選手だけでメジャーで戦ってもセイバー的には取りあえず52勝はできるだろうと想定している。

大谷翔平についてのスタンス

日本ハムOB・野球評論家・プロ野球ファン・日ハムファンから二刀流・大バッシングのまさしく四面楚歌だった新人時代から一貫して栗山監督及び大谷二刀流の擁護する立場を貫く。

メジャーに大谷レベルの選手いくらでもいるとした二刀流否定派・メジャー通による「ゴロゴロ大谷説」も日本ハム時代から一蹴。

当ブログのポリシー

「これは現代に繰り広げられる壮麗なサーガであり、神話という文脈の中で大谷翔平という選手を捉えなければ、その実相は決してわからない。」

写真は古代ギリシャの神殿。